幼馴染みのおばちゃん
2003年11月16日昨夜実家から帰ってきた。
木曜日に幼馴染みのお母さんが亡くなった。
だけど、そのことを知らされたのはお葬式が終わった次の日の晩で、
お葬式に最後の挨拶をしにいくことさえできなかった。
おばちゃんとは最後に会ったのは10月の始め。
普通にいつもの明るくて元気なおばちゃんとたわいもない話をした。
「死」とは一番無縁な人だったのに。
小学校に入る前から幼馴染みとは仲良くて、
週末には友達の所に行っては朝ご飯から食べさせてもらったり。
よその子だからといって特別扱いもせずに、いつも明るく迎えてくれた。
たまに実家に帰った時には、おばちゃんとたまたま会ったら、
ちょっと立ち話して近況を話して、その度におばちゃんからは元気をもらってた。
おばちゃんが亡くなったことと同時に、
長い付き合いの中一度も涙を見せたことのなかった友達が、
涙を流しながらおばちゃんの闘病生活や心のうちを話してくれたことが、
ほんとうに切なかった。
そんな時、自分には励ましの言葉とか気の利いた言葉なんか、
一言も言うことが出来ず、一緒に泣いておばちゃんのことを思い出すことしかできなかった。
こんな頼りにならない自分を相手に、友達は涙が止まると、
力強く一言一言に重みのある話をしてくれた。
話を聞いていると、友達が前会った時よりも比べられないほど成長しているように思えた。
おばちゃんの「死」の変わりに、というと大げさだが、昔は自分によく頼ってくれた友達が、自分よりずいぶんと成長して大人になったように思う。
今まで、何度か身内の死を迎えることはあったけれども、
早すぎるおばちゃんの死は「生きる」ってことをもっともっと大切にすることを教えてくれた。
そして、人間の精神力の強さ、人に対する思いの強さが不思議な力を生むことも教えてくれた。
...おばちゃんへ...
おばちゃん、この前は大変な時に会いにきてくれてありがとう。
あの時は久しぶりにちょっと長い立ち話が出来て、
おばちゃんからまた元気もらったような気がしてさ、
あの後なんか気持ちがうきうきしてたよ。
やっぱ、おばちゃん面白いし、みんなに元気与えてたんだよ。
そんなおばちゃん絶対忘れたりしない。
生があるのって限られているんだから、うちもおばちゃんを見習って、
生がある間しっかり生きるよ。
で、将来おばちゃんみたいな明るくて面白いおばちゃんになるさ。
あと、自分の親の孝行も来年からちゃんとやっていくからね。
(おばちゃんはうちの両親のこと結構知ってるから、
両親が働いていた分以上にうちが親孝行しなきゃだもんね)
あとあと、Aちゃんともっと頻繁に連絡取り合うよ。
Aちゃんとは竹馬の友で、ほんとに久しぶりに会っても通じるところがあってさ一緒にいると楽しいしね。
これからも一緒に成長してくよ。
みんなが成長するのを天国から見ててね。
木曜日に幼馴染みのお母さんが亡くなった。
だけど、そのことを知らされたのはお葬式が終わった次の日の晩で、
お葬式に最後の挨拶をしにいくことさえできなかった。
おばちゃんとは最後に会ったのは10月の始め。
普通にいつもの明るくて元気なおばちゃんとたわいもない話をした。
「死」とは一番無縁な人だったのに。
小学校に入る前から幼馴染みとは仲良くて、
週末には友達の所に行っては朝ご飯から食べさせてもらったり。
よその子だからといって特別扱いもせずに、いつも明るく迎えてくれた。
たまに実家に帰った時には、おばちゃんとたまたま会ったら、
ちょっと立ち話して近況を話して、その度におばちゃんからは元気をもらってた。
おばちゃんが亡くなったことと同時に、
長い付き合いの中一度も涙を見せたことのなかった友達が、
涙を流しながらおばちゃんの闘病生活や心のうちを話してくれたことが、
ほんとうに切なかった。
そんな時、自分には励ましの言葉とか気の利いた言葉なんか、
一言も言うことが出来ず、一緒に泣いておばちゃんのことを思い出すことしかできなかった。
こんな頼りにならない自分を相手に、友達は涙が止まると、
力強く一言一言に重みのある話をしてくれた。
話を聞いていると、友達が前会った時よりも比べられないほど成長しているように思えた。
おばちゃんの「死」の変わりに、というと大げさだが、昔は自分によく頼ってくれた友達が、自分よりずいぶんと成長して大人になったように思う。
今まで、何度か身内の死を迎えることはあったけれども、
早すぎるおばちゃんの死は「生きる」ってことをもっともっと大切にすることを教えてくれた。
そして、人間の精神力の強さ、人に対する思いの強さが不思議な力を生むことも教えてくれた。
...おばちゃんへ...
おばちゃん、この前は大変な時に会いにきてくれてありがとう。
あの時は久しぶりにちょっと長い立ち話が出来て、
おばちゃんからまた元気もらったような気がしてさ、
あの後なんか気持ちがうきうきしてたよ。
やっぱ、おばちゃん面白いし、みんなに元気与えてたんだよ。
そんなおばちゃん絶対忘れたりしない。
生があるのって限られているんだから、うちもおばちゃんを見習って、
生がある間しっかり生きるよ。
で、将来おばちゃんみたいな明るくて面白いおばちゃんになるさ。
あと、自分の親の孝行も来年からちゃんとやっていくからね。
(おばちゃんはうちの両親のこと結構知ってるから、
両親が働いていた分以上にうちが親孝行しなきゃだもんね)
あとあと、Aちゃんともっと頻繁に連絡取り合うよ。
Aちゃんとは竹馬の友で、ほんとに久しぶりに会っても通じるところがあってさ一緒にいると楽しいしね。
これからも一緒に成長してくよ。
みんなが成長するのを天国から見ててね。
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